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SUZUKI SHINGO ARCHIVE









profile

鈴木信吾 Suzuki Shingo
1944年 - 1993年。画家・版画家。旧満州国奉天市生まれ。学生時代から油絵・銅版画の制作をはじめ、29歳で渡仏。その後東京・ガレリアグラフィカ等で個展。ルネサンス時代の銅版画の技法の一つである、スティプル・エングレーヴィングを復活させた。 スティプル・エングレーヴィングを一部に使用している作品は、ジュリオ・カンパニョーラやピエール=ジョゼフ・ルドゥーテなど数多くあるが、この技法だけで構成された作品を発表しているのは鈴木信吾が世界初。 detail




technique

スティプル・エングレーヴィング Stipple Engraving
銅版画にはドライポイント、エッチング、エングレーヴィング、メゾチントなど様々な技法が存在する。スティプルとは点描・点刻を意味し、エングレーヴィングは銅板を直接彫る技法。直接銅板に一つ一つ点を彫って作品を制作するため、体力と忍耐が必要。

多色刷り multi- color printing
カラー作品では、浮世絵と同じように複数の版を制作する。信吾は刷りも自ら行っていたが、複数の版を正しい位置に合わせるのが難しいだけでなく、あえてずらして刷っている作品もあるため、作家本人にしか正しい位置がわからない。また、複数回刷っているうちに、点刻が浅くなってくることもあるので、彫り直す場合もある。作家本人が亡くなった今、増刷が難しいのはこれらの理由からである。




news

2021.7.19 ギャラリー日比谷でcollection展として一部展示があります。作品の販売はなく、ハガキセットのみ販売です。
2018.1.4 町田市立国際版画美術館「常設展ミニ企画スティップル・エングレーヴィングとメゾチント」(1/4~4/8)にて展示があります。
2017.1.17 ガレリア・グラフィカ「グラフィカと作家たち展」(1/23~2/4)にて展示があります。
2016.12.9 ギャラリー日比谷で12/9~12/14一部展示があります。作品の販売はなく、ハガキセットのみ販売です。
2016.9.13 works初期作品に作品画像を3点追加。
2016.9.3 Suzuki Shingo Archiveが開始。
2016.7.10 吉田進著『パリの空の下《演歌》は流れる』(アルファベータブックス)の表紙に「ポン・マリー」が使用されました。
2016.2.26 ギャラリー日比谷で2/26~3/7展示があります。ギャラリーコレクションとしての展示のみで販売はありません。
2014.6.6 ギャラリー日比谷で6/6~6/11展示があります。ギャラリーコレクションとしての展示のみで販売はありません。
2014.1.5 町田市立国際版画美術館で1/5~2/16、新収蔵作品展にて展示があります。
2013.9.19 版画専門誌「版画芸術」を刊行している阿部出版が運営するサイト、「版画ネット」で版画家図鑑に掲載されました。
2013.8.13 町田市立国際版画美術館で8/13~9/23、静かな詩情 銅版画の色と光展にて展示があります。
2013.7.24 町田市立国際版画美術館へ収蔵が決定。
2013.6.1 ギャラリー日比谷で6/1~6/10、個展があります。
そのほか更新情報はFacebookblogにて。




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